出版物から
いくつになるのかわからない程,核兵器関係の本は出版されている...のだろうか? 日本で目につくのは,広島,長崎の原爆についてと,核兵器というより科学としての核が圧倒的で,思えば,核兵器廃絶そのものへの取り組みというのは存外に少ないかもしれない.
こういうのは,国際政治,冷戦というジャンル分けかも.つまり,日本に起こった原爆,すなわち核兵器の被害ということと,核兵器あるいは核廃絶そのものが,切り離されて考えられているような傾向もあるとみえます.便宜上はそれでいいとしても,問題全体を見回した時,それは必ず片手落ちになるとの考え,とりあえず,出版年の順にただ並べてあります.