国連総会第一委員会（軍縮と国際安全保障） 1998/11

非核8か国共同提案　Toward the Nuclear Free World: The Need for New Agenda

8か国は，ブラジル，エジプト，アイルランド，メキシコ，ニュージーランド，スロベニア，南アフリカ，スェーデン

提案内容は，核兵器保有国に対して，「個々の核兵器の迅速で全面的な削減に対する疑いの余地のない約束を提示せよ」というもの．
　

委員会評決　賛成97，反対19，棄権32
反対
アルメニア，ブルガリア，チェコ，エストニア，ハンガリー，インド，イスラエル，ラトヴィア，リトワニア，モナコ，パキスタン，ポーランド，ルーマニア，ロシア，スロバキア，トルコ，英国，米国

棄権票を投じたのは，
ベルギー，カナダ，デンマーク，ドイツ，ギリシャ，アイスランド，イタリア，ルクセンブルグ，オランダ，ノルウェー，ポルトガル，スペインのNATO加盟諸国16か国中12か国と，
中国，日本など．

＊米国はこの提案に対しての反対声明を発表している．

国際司法裁判所による，核兵器使用及び威嚇の合法性に関する勧告意見のフォローアップ

この議案の最終的な議決は12月の国連総会で行われる．